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アトピーが食後にひどくなる?そのかゆみ、本当にアトピー?

 
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結婚して7年。長女と長男を授かり4人家族。福岡私立福岡女学院大学人間関係学部子ども発達学科を卒業。現在、発達障害や知的障害を抱えるお子さんの療育に現役保育士として携わっている。応用行動療法、TEEACH、PECS、感覚統合など様々な観点から、科学的根拠に基づき子どもを観て、子どもが自分で育とうとする力を育てる保育を目指している。

アトピーが食後にひどくなる、かゆみも赤みも増してしまう、という人はいませんか?

 

そのかゆみは食後に毎回ひどくなりますか?

食後どのくらいしてからかゆみがでますか?

それとも何か特別なものを食べた時だけひどくなりますか?

 

食後に出る口の周りの痒みは、全てアトピーが原因なのでしょうか?

実はアトピーだと思っていても、食後にかゆみが出るのはアトピーではないかもしれません。

 

食べる時のかゆみから解放されたい!!!

アトピーの治療をしているはずなのに、食後のかゆみが治らないと悩んでいる人はこの記事を読むことでその悩みが解決しますよ

食後アトピーが原因でかゆみが出ることもある

あなたのお子さんが食後口の周りをかゆがっているのはなぜでしょうか。

それは食事の食べかすが刺激となって炎症を起こしているからです。

 

また、温かい食べ物を食べた後は血流が良くなっています。

アトピーは体が温まると痒みがひどくなってしまうことがあります。

かゆみの原因であるヒスタミンという物質が、体が温まって血流がよくなることでどんどん運ばれてしまい食後のかゆみにつながってしまうのです。

 

アトピーとは?

 

このように、食後のかゆみがアトピーのせいである場合があることも事実です。

しかし、アトピーだけが食後のかゆみの原因とは限りません。

食後のかゆみのアトピー以外の原因って…?

では食後のかゆみのアトピー以外の原因って何なんでしょう。

 

ですが、何か特定の食べ物を食べたあとにかゆみが出たりはしていませんか?

  • 牛乳
  • たまご
  • そば
  • ピーナッツ
  • 小麦
  • えび
  • かに

これらは国が特定アレルギーとして指定している7品目です。

そう、そのかゆみ、もしかしたらアレルギーかもしれません。

これらはアレルギーとして有名なものなので、何か症状が出た時にアレルギーとして気づきやすいのです。

 

しかし、アレルギーとなり得る食べ物は意外なものもあります。

  • バナナ
  • さくらんぼ
  • もも
  • りんご
  • ライチ

なんと果物でもアレルギーが起きる可能性はあります

さらに、天然ゴムであるラテックスアレルギーの人に気を付けてほしい食べ物があります。

それが

  • アボカド
  • キウイ
  • マンゴー

なんでなんで??!

そう思いますよね。

アボカドやキウイ、マンゴーにはラテックスに似たたんぱく質が含まれるため、それが食物アレルギーとして反応してしまう場合があるのです。

 

卵や牛乳、小麦などの有名な食べ物以外にも果物でアレルギーを起こす意外な食べ物があります。

アトピーが原因だと思っていたそのかゆみ、アレルギーの可能性がありますよ。

 

しかし、アレルギーの判断は難しい場合があります。

テレビなどでは、食べた後すぐに症状がでると伝えられています。

しかし数時間してから現れる場合もあるのです。

 

アトピーでも、アレルギーでも、自己判断せず食後のかゆみについて医師に相談するようにしましょう

 

もしアトピーであれば、ちょっとしたことでかゆみを軽減することができるかもしれません。

食前食後に、口周りに保湿剤などを塗ってケアをする。

 

それだけです。

またまたなんでなんで???

その理由を説明します。

食前食後の口周りのケアが大事

食前食後のケアでなぜ食後のアトピーによるかゆみが予防できるの?

それは、保湿剤を塗ることで食べかすによる刺激を軽減することができるからです。

 

面倒だな、と思ってしまうのもわかります。

 

ですが、これだけで食事をよりおいしく味わうことができるのです。

保湿剤を塗って、食べかすによる刺激を軽減することで炎症を抑えることができます。

つまり食後のアトピーによるかゆみを軽減することができるのです。

 

さらに、幼少期の食前食後の口周りのケアは、後々にもっとメリットがあります。

なんと、最近の研究で、食前食後の口周りのケアが食物アレルギーを予防するかもしれないことがわかってきたのです。

 

アレルギーの原因は、口周りの傷から牛乳やそばや小麦のような食べかすが徐々に体内に蓄積され、アレルギーを引き起こしてしまうという考え方があります。

食前食後に清潔な状態で保湿をすることで、これを防ぐことができるのです。

つまり、食物アレルギーの予防をすることができる可能性があるのです。

 

食前食後の口周りのケアは、アトピーによるかゆみを防ぐことができるだけでなく、もしかしたら起きるかもしれなかった食物アレルギーすら予防してくれるかもしれないのです。

面倒だと思う気持ちはよくわかります。

しかし困るのはあなたではなくあなたのお子さんです。

保湿をするのに数分しか時間は使いません。たった数分の保湿で今後の人生で食べるられるものが増えるかもしれません。

 

小麦や牛乳が卵が食べられないことは、結構大変ですよね。

特に小麦はパンやパスタ、ラーメンやカレーなど様々な食材に含まれています。

家庭でなら除去することもできますが、外食だと何が入っているかわからず、食べるものに困ってしまいます。

 

あなたのお子さんのお友達は楽しそうに食事選びをしているのに、あなたのお子さんだけ食事選びに困っている状態は辛くないですか?

 

大人になったときにいろんな物が食べられるように、口の周りをしっかりケアして食物アレルギーを防いであげましょう。

 

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まとめ

食後にかゆみがひどくなるのは、アトピーだけが原因ではないかもしれません。

もしかすると、そこには食物アレルギーが隠れている可能性があるかもしれません。

 

アレルギーはない、と思っていても、思わぬ食べ物がアレルゲンである場合もあります。

自己判断でアトピーやアレルギーと結論付けず、食後のかゆみが続く場合は医師に相談するようにしてください

 

最近の研究で、皮膚から入り込んだ物質が後に食物アレルギーの原因となっている可能性があることがわかってきました。

アトピーの悪化だけでなく、アレルギー予防のためにも面倒でも食事の前後に保湿剤を塗るなどしてケアするようにしましょう。

 

アトピーは慢性の病気なので、治療に根気が必要です。

四六時中かゆみに悩まされることも多い病気です。

だからこそ、食事くらい少しでもかゆみから解放されて楽しみたいですよね。

 

アレルギーは事前に予知することはできません。

しかし、食前食後に口周りをケアするだけで、アレルギーになるかもしれなかった食べ物を食べることができるかもしれません。

面倒がってケアしなかった数分を、あなたのお子さんの将来のためにケアに使ってみませんか。

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結婚して7年。長女と長男を授かり4人家族。福岡私立福岡女学院大学人間関係学部子ども発達学科を卒業。現在、発達障害や知的障害を抱えるお子さんの療育に現役保育士として携わっている。応用行動療法、TEEACH、PECS、感覚統合など様々な観点から、科学的根拠に基づき子どもを観て、子どもが自分で育とうとする力を育てる保育を目指している。

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